NO.57 後悔しない生き方

黄色い花

22日に乳がんで闘病中だった小林麻央さんが亡くなられました。
ブログを読むうちに、麻央さんの言葉の選び方や感性にとても惹かれ、私自身が癒されたり、勇気をいただくことがとても多かったと感じています。

死を間近に感じ、1分1秒を大切に生きようとした麻央さん

人間、死を間近に感じると、麻央さんのように悟りを開いたかのように生きる人もおられますし、逆に投げやりになってしまう人もいるかもしれません。
どんな人も100%わかっていることは、いつかは死が訪れるということです。

麻央さんは、余命宣告を受けられていたのだと思いますが、それがわかっているからこそ、1分1秒を大切に生きようとされていたのでしょう。ブログからは、一生懸命、生きていることが感じ取られました。死を意識しながら生きることはとてもつらいことでしょうし、麻央さんのように笑顔でそれができる人は少ないように感じます。

人生で最も後悔することとは…?

「人生で最も後悔していること…7割の老人が同じ回答結果に! 人が人生を終える時に後悔する20のこと 後悔しないためには!?」という映像を見つけました。

「これまでの人生で最も後悔していることは何ですか?」という質問が、80歳以上の高齢者を対象にアンケート調査が行なわれました。この質問に対して、一番多かった回答は何だと思いますか?
その70パーセントの人がまったく同じ回答をしています。
それは「チャレンジしなかった」ことです。できない理由を言い訳にして、やりたかったことを諦めたということなのでしょうか…。

【人が人生を終える時に後悔する20のこと】

いくつか抜粋し、コメントを入れさせていただきました。

「他人がどう思うか人のことを気にしなければよかった」

私たちは、すぐに他人の目を意識してしまいます。これをしたら笑われる、バカにされる…。
そんなことがすぐに頭をよぎってしまい、行動を狭めてしまいます。
大切なことは、自分がどうしたいのか!どう生きるかは自分が決めることですよね。

「幸せをもっとかみしめて生きればよかった」

生きていることは当然だと感じ、他の人と比べたて自分を卑下したりしますが、命があること自体がまず幸せなことなのです。食べることができて、歩けて、話ができて…数えると有難い幸せなことはきりがありません。

「クヨクヨと悩まなければよかった」

過ぎ去った時間は戻ってきません。クヨクヨ考えても元に戻すことはできません。ネガティブになっている時間は、幸せを生まないばかりか体調を崩すだけです。
終わったことは忘れて、前に進むことが大事です。

「もっと人に優しい言葉をかけてあげればよかった」

罵倒したりひどい言葉を浴びせると、相手に言っているつもりでも、すべて自分に浴びせていることになります。
嫌な言葉をかけられるのがうれしい人はいないと思います。
自分が幸せな気持ちになるには、口から吐き出す言葉は優しく思いやりのある言葉でなければ、自分も不幸にしてしまいます。

「あんなに不安や怖れを抱えて生きなければよかった」

不安や怖れは誰も感じることです。ですが、過ぎ去ったことは戻ってこないのと同じで、先のことは誰にもわかりません。わからないことにおびえて不安や怖れを持つより、今できることを精一杯行うことが、先の不安を払拭することにもつながります。

「もっと時間があったらよかった」

死を目前にすれば皆がそう思うことですが、時間は皆同じように1日24時間です。
時間は自分が作り出さないといけないものです。自分がやりたいことを先伸ばしにせずに、やりたい時にやることですね。
自分のためにもっと時間を大切に使いましょう。

「自分を大切にすればよかった」

ほとんどの人が、自分を責めて自己否定しています。人と比べるのが好きな私たちですが、自分はこの世に無二の大切な存在なのです。
自分を責めて苦しむより、できたことを認めることも大事なように感じます。
「~なければならない」「~ねばならない」と自分をがんじがらめにすることは、自分で自分を追い込んでいくことになります。
今日できたこと、良かったことをみつけ、自分を褒めてあげる余裕も必要ですね。

「他人の言うことよりも、自分の直感を信じればよかった」

自分のことをあてにしない人が非常に多いです。どの道に進むか、何を選択するか、人に聞いたり人の意見に左右されっぱなしの人もいます。特に病気になった時は、すべてをドクターに丸投げしてしまいます。

自分で決断することが怖いということですよね。決断を他人のせいにする方が楽なのかもしれません。他人の意見に振り回されていると、自分の人生を生きることができなくなります。
もっと自分がどう感じているかを信じたいですね。自分の一番の味方は自分なのです。もっともっと自分を信じましょう。

「もっと一瞬一瞬を大事に生きればよかった」

余命宣告されていれば、1日1時間1分1秒を大切に生きるかもしれませんが、死がいつ来るかがわからないと、1分1秒どころか毎日をおろそかにしてしまいがちです。
たとえ80歳まで寿命があるとしても、私なんてもう20年しか残されていません。そう考えると、毎日をもっと大切に生きていかないとと思いますね。

「もっと自分の情熱に従えばよかった」

やりたいことも、収入や世間体などを意識して、我慢している人もいると思います。 自分を変えることはとても勇気がいります。嫌な現状であったとしても、変えない方が楽な場合がほとんどです。
人生の最後に後悔しないためにも、自分の思いに素直に進んでみませんか?

人生の最後に後悔しない生き方を

人生の最後になって、ほとんどの人がいろいろなことに気づくようです。

これを読まれてどう感じますか?
今、考え直したり思い直すことで、人生の最後に後悔しない生き方を歩むことができると思います。

一緒に後悔しない生き方をしましょう!!

山田有希子(薬剤師・サプリメントアドバイザー・ナキュア代表)
薬科大学卒業後、薬剤師や美容アドバイザーなどを経て2001年
サプリメントショップを開業。個人顧客からメーカー企業まで幅広く事業を展開。
日本ニュートリション協会会員。